BIUTIFUL…ビューティフル…
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャスト:ハビエル・バルデム、ブランカ・ポルティージョ、ルーベン・オカンディアノ
言語:スペイン語
(allcinema映画データベースよりコピペ)
「21グラム」「バベル」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、「ノーカントリー」のオスカー俳優ハビエル・バルデムを主演に迎えて贈る感動のヒューマン・ドラマ。移民や不法滞在者があふれるバルセロナの裏社会を舞台に、ある日突然余命2ヵ月を宣告され絶望にうちひしがれる男が、それでも愛する2人の子どものために残された日々を懸命に生きる姿を描く。ハビエル・バルデムは本作の演技でみごとカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞。
はい…、とっても重い映画でした。しかし哀しいお話ながら、決して暗くないんだなぁ…、これが。恐らく、ハビバルさんの最高の演技とイニャリトウ監督の独特の死生観によるところが大きいと思う。
セネガル人の麻薬売人や中国からの不法移民労働者の手助けをしながら、片や教会で霊媒師として死者と会話する主人公は、自分が余命いくばくも無いことを知り、残された時間を善き人として最善を尽くそうと奔走する。彼の生業の半分は犯罪行為でありながら、信仰に突き動かされるかの様なその姿に、なぜか共感できちゃうのが不思議だぁ。信ずる者は救われるといったところか…。
ちなみに、日本語キャッチコピーは『“絶望”の中にも必ず“光”は存在する。』。良い映画だと思います。
ま、単にワタシがイニャリトウ監督の作品を好きなだけかも…。
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