VINCERE…愛の勝利を:ムッソリーニを愛した女…

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監督:マルコ・ベロッキ
キャスト:ジョヴァンナ・メッゾジョルノ、フィリッポ・ティーミ
言語:イタリア語 


(allcinemaデータベースよりコピペ)
イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ監督が、ドイツのヒトラーと並び称される独裁者ムッソリーニの愛人でありながらも歴史から抹殺された一人の女性の知られざる悲劇の物語を描く伝記ドラマ。主演は本作の演技で数々の賞に輝いた「コレラの時代の愛」のジョヴァンナ・メッゾジョルノ。共演にフィリッポ・ティーミ。
 1910年代前半のイタリア。イーダは、社会党の党員として政治闘争に身を投じていたムッソリーニと出会い、恋に落ちる。やがてムッソリーニは過激な言動がもとで党を除名となり窮地に陥る。そんなムッソリーニをイーダは私財をなげうって献身的に支えていく。その後イーダはムッソリーニの子どもを出産、認知も受けるが、正妻ラケーレがいたムッソリーニは、政権を奪取するやスキャンダルを恐れてイーダとその息子の存在を闇へと葬り去ろうと動き出す。





情熱的なポスターと副題にだまされて甘美な恋愛物語を思い浮かべてはいけません。いやいやホントに凄まじい戦いの映画でした。ファシズムの頂点に君臨するムッソリーニの容赦無い仕打ちに、徹頭鉄尾立ち向かうイーダ・ダルセルは、果たして真実の愛に生きんとする情熱の女性か、はたまた愛されたいという妄想にかられる偏執狂なのか…。実際のところ、彼女がその存在を主張し隠匿したとされるムッソリーニとの結婚証明書は見つかっておらず、真実は闇の中。それでも映画はイーダ・ダルセルの視点で、ムッソリーニの人物像とイタリアにおけるファシズムの狂気を描き出していく。

鑑賞するにはチョイと疲れる映画だけれど、前半の濃密な恋愛劇と後半の壮絶な抵抗劇を演じ分けた主演のジョヴァンナ・メッゾジョルノの渾身の演技が見事。背景のイタリア近代史も学べる超真面目な映画でした。


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  •   25, 2011 23:30
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