The Hurt Locker・・・ハートロッカー

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The rush of battle is often a potent and lethal addiction, for war is a drag.-----Chris Hedges
ピュ-リッツァ賞を受賞した、あるジャーナリストの言葉が冒頭示される。

まさしく、この映画のすべてを語るにふさわしい印象的な言葉である。イラクにおける米軍爆発物処理班の日常を描く『ハートロッカー』。死と背中合わせの爆発物処理作業における徹底したリアリズムと主役のジェレミー・レナーの圧倒的な存在感が、観る者を捕らえ静かに現場へ引きずり込む。息を呑む緊迫感。これは凄い!!!

任期を終え帰国した主人公が、スーパーマーケットで所在無く佇む姿は寂しげで余りに頼りない。彼はやはり戦場に戻る、まるで生きる場所を求める様に…。果たして戦争はやはり麻薬なのか。

後半、ストーリー展開が若干緩むのが残念だったけど、今までのところ本年No.1。単なるドンパチ戦争映画でも無く、涙腺ゆるます反戦映画とも違う。とにかく心にガツン!と来る力強い映画だった。あんなゆるゆる『アバター』なんか蹴散らして、是非ともオスカーを獲得して欲しい。

しかし、監督のキャサリン・ピグロー。ガイ・ピアーズやレイフ・ファインズなど主役級俳優を端役(脇役じゃないのよ!)でさっさと使い捨てる潔さ。いやぁ、女って怖いヮ…。
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  •   06, 2010 19:26
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