ANNA KARENINA…アンナ・カレーニナ

食べてばかりのブログ記事に、いささか気が引けていますが、帰国中もちゃんと映画観てます(笑)。



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監督:ジョー・ライト
キャスト:キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド、マシュー・マクファディン、ドーナル・グリーソン、ルース・ウィルソン、アリシア・ヴィキャンデル、オリヴィア・ウィリアムズ、エミリー・ワトソン

(allcinema映画データベースよりコピペ)
ロシアの文豪トルストイの同名小説を「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督&キーラ・ナイトレイ主演コンビで映画化した文芸ラブ・ロマンス。全てを捨てて真実の愛に生きる道を選んだヒロイン、アンナ・カレーニナが辿る悲痛な運命を、舞台劇を取り込んだ大胆な演出を織り交ぜ、絢爛豪華に描き出す。共演はジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド、ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル。
 19世紀後半のロシア。アンナ・カレーニナは社交界の華と謳われる美貌の持ち主。しかし、夫である政府高官カレーニンとの間に愛を感じられず、満たされぬ日々を送っていた。そんなある日、兄夫婦のもとを訪れた彼女は、若き将校ヴロンスキーと出会い、一目で恋に落ちてしまう。許されぬ恋に必死に心を鎮めるアンナだったが、舞踏会で再会した2人にもはや燃え上がる情熱を抑える術はなかった。一方、アンナの兄嫁の妹でヴロンスキーに想いを寄せるキティ。彼女は、田舎の地主で純朴な好青年リョーヴィンからの求婚も断り、ヴロンスキーとの結婚を信じて待ち続けていたのだが…。



『アンナ・カレーニナ』の映画と言えば、イマイチ軽々しかったソフィー・マルソー主演作(1997年)が思い出されますが、こちらジョー・ライトの作品は、演劇舞台を巧みに織り込むという、ちょっと捻りの効いた趣向が特徴の異色文芸ロマン映画でした。

ロマノフ王朝の貴族社会を舞台劇に見立て、形骸化した様式と体裁に縛られた人生を演じ続ける人々と、その舞台を離れ心の自由と真の幸福を求める人物を対比させる事により、欺瞞と虚飾に満ちた社会を痛烈に皮肉る演出が新鮮です。特に冒頭、アンナの身支度の描写が印象的。兄オブリンスキーの職場風景は滑稽さを醸しだし、笑いさえ誘います。
ところが、そんな斬新な演出も後半アンナが常軌を逸する辺りから失速し、危うくドロドロ不倫映画になりかかる本作ですが、アンナの不倫の落とし子を静かに見つめるカレーニンと、貴族社会を離れ心豊かに生きるリョービン&キティ夫妻の姿によって、かろうじて作品の品位が保たれる...というオチ。さすが、イギリスの奇才、ジョー・ライトですヮ。好みの分かれる監督かと思うけれど、私はかなり好きです。



アンナとヴロンスキーが舞踏会で魅せるダンスシーン。掌と指の動きに特化した官能的な振り付けが凄い!
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  •   04, 2013 09:00
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