IO. DON GIOVANNI : I. DON GIOVANNI ・・・ ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い




映像メディアを学ぶ若き某君もオススメの『ドン・ジョバンニ……』を観た。彼のイチオシポイントが撮影監督のヴィットリオ・ストラーロ。調べてみると、超話題作の撮影を多数手がけたイタリアの巨匠で、先月末に観た『カラヴァッジョ……』の撮影監督も彼だった。なるほどなるほど、映像作家目指す人にとっては神様みたいな人なのね。

映画は、モーツァルトのオペラブッファ「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コシファントゥッテ」の台本を書いたロレンツォ・ダ・ポンテの伝記モノで、イタリアを追われたダ・ポンテがウィーンでモーツァルトと共に「ドン・ジョバンニ」を創り上げる逸話が主要ストーリーとなっている。

古典絵画のような美しい映像は、色彩・構図・陰影いずれも撮影監督の力量が伺えるし、場面ごとにヴィバルディ→バッハ→モーツァルトと推移する音楽の使い分けも絶妙。更に、ダ・ポンテ自身の放蕩ぶりとドン・ジョバンニのそれとを重ね合わせた脚本がストーリー展開に奥行きを与えている。
ただこれ、いささか説明不足の部分もあるので、やはりモーツァルトのオペラを観た事ある人の方が、より楽しめる映画だと思う。

放蕩を重ねたダ・ポンテ。ドン・ジョバンニのように地獄の炎に焼かれるかと思いきや…、ちゃっかり意中の人と結ばれて、こんな美しいラストシーンを迎えるとは、さすがのイタリア映画かな???
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  •   04, 2010 03:11
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