Hyde Park on Hudson…私が愛した大統領

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監督:ロジャー・ミッシェル
キャスト:ビル・マーレイ、ローラ・リニー、サミュエル・ウェスト、オリヴィア・コールマン、エリザベス・マーヴェル、エリザベス・ウィルソン、エレノア・ブロン、アンドリュー・ヘイヴィル、マーティン・マクドウガル、オリヴィア・ウィリアムズ



(allcinema映画データベースよりコピペ)
「ロスト・イン・トランスレーション」「ムーンライズ・キングダム」のビル・マーレイが、歴代アメリカ大統領の中でも屈指の人気を誇るフランクリン・デラノ・ルーズベルトを演じた伝記ドラマ。重度の障害者でありながら激動の時代に超大国アメリカを率いたカリスマ的大統領の知られざる素顔を、英国王との歴史的会談秘話と彼を影で支えた従妹デイジーとの秘められた大人の恋模様を軸に綴る。共演は「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」のローラ・リニー。監督は「ノッティングヒルの恋人」「恋とニュースのつくり方」のロジャー・ミッシェル。
 1930年代のアメリカ。大恐慌の悪夢からアメリカ経済を救い出し、ヨーロッパを覆う不穏な情勢に立ち向かう第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト。そんな大統領の世話役として従妹のデイジーが迎えられる。小児麻痺の後遺症に苦しみながらも大統領としての激務をこなす彼にとって、デイジーと過ごす束の間のひとときは心から安らぎを覚える貴重な時間となっていく。そんなある日、ニューヨーク州ハイドパークにある大統領の私邸を英国王ジョージ6世夫妻が訪問する。もはやナチス・ドイツとの戦争が避けられないイギリスにとって、アメリカの支援は必要不可欠。そんな自国の命運を左右する重責を担い、緊張の面持ちのジョージ6世を、アメリカ流のもてなしで迎える大統領だったが…。



コレ、一言で言ってしまえば、カリスマ大統領FDRのしょうもない女好きの側面にスポットを当てた、スキャンダル暴露映画…なんですが、FDRの優れた政治能力と、これまたイギリスで大人気のジョージ6世とのエピソードをうまーく織り交ぜ、中々趣のある作品となっています。
コメディアン出身のビル・マーレイが、実に上手い。演技というよりも、台詞少なめで佇むだけの役柄が多い彼ですが、ここでは、時に頼りなく、時に強持て、そして時にチャーミング、しかしその実態はしたたかな政治家という複雑な人物像を見事に描いています。
そして、ハドソン川沿いにある彼の私邸を訪れる若き英国王夫妻の描写が、これまた興味深い。オスカー受賞作『英国王のスピーチ』でつまびらかとなった、ジョージ6世のプライドとコンプレックスを実にリアルに感じ取る事ができます。ホットドックピクニックのエピソード等々、英国王室をさりげなく弄るセンスも絶妙。

いずれにせよ、マスコミも一般大衆もセレブリティの私生活に関して非常に寛容だった時代の、おおらかで奥ゆかしいスキャンダル映画です。今だったら、即辞職ですよ、コレ。ほら、一昔前に大騒ぎになったでしょ、クリントン大統領と研修生との『不適切な関係』って…。
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  •   23, 2013 12:00
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