Les saveurs du Palais…大統領の料理人…

MV5BMTQzMDUzODc3M15BMl5BanBnXkFtZTcwNTA4NzQzOQ@@__V1_SX214_.jpg
監督:クリスチャン・ヴァンサン
キャスト:カトリーヌ・フロ、ジャン・ドルメッソン、イポリット・ジラルド、 アルチュール・デュポン、ジャン=マルク・ルロ、 アルリ・ホベール、ブリス・フルニエ、エルヴェ・ピエール、レシュ・レボヴィッチ、トマ・シャブロル


(allcinema映画データベースよりコピペ)
グルメの国フランスでミッテラン大統領のプライベート・シェフに大抜擢された女性シェフの知られざる真実の物語を描く感動ドラマ。極端な男社会だった大統領官邸の厨房で様々な嫉妬や反発にあいながらも、怯むことなく美味しさだけを追い求めて我が道を突き進み、いつしか大統領の心を捉えて官邸に新しい風を吹き込んでいくさまをハートウォーミングに綴る。主演は「女はみんな生きている」「地上5センチの恋心」のカトリーヌ・フロ、共演にジャン・ドルメッソン、イポリット・ジラルド。監督は「恋愛小説ができるまで」のクリスチャン・ヴァンサン。
 フランスの片田舎で小さなレストランを営む女性料理人のオルタンス・ラボリ。ある時、政府に呼び出されて向かった先は、フランス大統領官邸“エリゼ宮”。過剰な装飾を排した素朴な料理を望む大統領が、著名なシェフの推薦を受け、彼女を正式なプライベート・シェフに任命したのだった。しかし官邸の厨房は男ばかりで、おまけに形式ばったしきたりや厳格な規律に縛られた堅苦しい職場だった。案の定、最初は同僚シェフたちの冷たい視線を受け続けるオルタンス。それでも彼女の料理に対する熱意と信念が揺らぐことはなく、いつしか周囲を自分のペースに巻き込んでいくのだったが…。




フランス映画、続きます。
素材の本当のおいしさを追求するユニークな女性料理人の奮闘記。紹介文ではサクセスストーリーのような印象を受けますが、これもちょっとニュアンスが違って、社会通念と戦う女性半世記といったところでしょうか。主人公は、常に最高の食材とそれを生かすベストの調理法、そして食べる事の本質を追求する、飽くなき挑戦者です。
ミッテラン大統領のプライベーシェフという立場は、エリゼ宮(大統領官邸)の饗宴外交を担うメインシェフのそれとは大きく違うものの、そのプライドをかけて信じる道を突き進む彼女の姿は、まさに女性戦士。そして彼女の右腕となるパティシエ、ニコラの奮闘振りからも目が離せません。

しかし、そんな彼女を打ちのめしたのは、古典的な男性社会の因習と最新の栄養学。本質を見失いカロリー計算に奔った予防栄養学のなんとも滑稽な事よ。突き詰めれば、“生きるために食べる”か“食べるために生きる”かという命題に行き着くけれど、食べる喜びをいつでもどこででも忘れないフランス人たちの食いしん坊振りを感じる事の出来る映画でした。


劇中登場する、ちりめんキャベツとサーモンのファルシが評判を呼んでいるようだけれど、私は、大統領がお忍びで所望された、トリュフバターとスライストリュフのカナッペ(?)が最高に見えたぞ(笑)。。。
スポンサーサイト
  •   27, 2013 23:00
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment