The Immigrants…エヴァの告白…

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監督:ジェームズ・グレイ
キャスト:マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナー



(allcinema映画データべーすよりコピペ)
「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」のオスカー女優マリオン・コティヤールが、戦火を逃れヨーロッパからアメリカに移住した敬虔なカトリック女性を熱演したヒューマン・ドラマ。新天地で夢を打ち砕かれ、生きるために娼婦に身を落としていくヒロインの過酷な道行きを描く。共演にホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナー。監督は「リトル・オデッサ」「裏切り者」のジェームズ・グレイ。
 1921年、ニューヨークのエリス島。戦火のポーランドから叔母を頼って妹と共にアメリカへとやって来たエヴァ。しかし、妹は入国審査で結核と診断されて隔離され、離ればなれに。エヴァ自身も難癖を付けられ入国を認められず、強制送還を覚悟する。その時、彼女が最後にすがったのはブルーノという紳士。エヴァの美しさに心奪われ、彼女の入国を手引きしたブルーノだったが、その正体は移民の女性たちを劇場で踊らせ、売春を斡旋する裏社会に生きる男だった。敬虔なカトリック教徒のエヴァにとって、ブルーノの要求は決して受け入れられるものではなかったが、大切な妹を取り戻すためにはもはや選択の余地はなく…。



はい、こちらも、やはりアメリカの悲しい歴史ドラマでした。とにかく最初から最後まで、空気が重く冷たくのしかかかる作品です。正直に言って、この息苦しさは今の私の心理状態にとってかなり過酷でございました。途中で『出よかな…』と思ったほど。それでも、良い作品です。誤解のない様に。

舞台はニューヨーク、登場人物はヨーロッパからの移民。黒人への人種差別は、人間の尊厳に関わる根深い社会問題ですが、こちら、貧困にあえぎ社会の底辺で蠢く移民の問題も根源は何も変わらず、今尚連綿と続いて居ります。貧困の連鎖は断ち切ることが困難で、ひたすら人格を蝕んでいく。
そんな、歪んだ人格を演じさせたら天下一品のホアキン・フェニックス。はい、ここでもホントどうしようもない嫌な奴を演じてます。自信も移民上がりの身の上ながら、所謂"イミグレ"で美形の売り物を物色するという最低最悪の所業を重ねている人物ですわ。しかし、そんな彼も生きるためにもがき苦しむ根無し草の移民。どんなに見苦しかろうとも人間は生きて行かねばならぬのです。。。重いですね。所詮、人とは罪深きもの。私も肝に命じてわが身に鞭打とうではありませんか。



過酷な運命にさらされ身を落とすヒロイン、エヴァを演じるマリアン・コティアールがひたすら美しいです。知性と気品を失うことなく生き延びるエヴァ。そんな彼女をだれも咎める事は許されませんよ。
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  •   20, 2014 12:00
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