DALLAS BUYERS CLUB…ダラス・バイヤーズ・クラブ…

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監督:ジャン=マルク・ヴァレ
キャスト:マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レトー、ジェニファー・ガーナー、デニス・オヘア、 スティーヴ・ザーン、グリフィン・ダン、マイケル・オニール、ダラス・ロバーツ、 ケヴィン・ランキン



(allcinema映画データベースよりコピペ)
「キラー・スナイパー」「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒーが、実在した不屈のエイズ患者を体当たりで熱演し絶賛されたヒューマン・ドラマ。エイズに対する偏見が強かった80年代のアメリカを舞台に、エイズ治療に無策な政府や製薬会社に公然と反旗を翻し、国内未承認でも有効な治療薬の販売ルート確立に尽力したカウボーイ、ロン・ウッドルーフの戦いの軌跡を描く。共演はジェニファー・ガーナー、ジャレッド・レトー。監督は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のジャン=マルク・ヴァレ。
 1985年、アメリカ・テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れる放蕩三昧の日々を送るマッチョなロディオ・カウボーイ、ロン・ウッドルーフ。ある日体調を崩した彼は、突然医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。ほかの多くの人同様、エイズは同性愛者がかかる病気と信じていたロンにとって、それはあまりにも受け入れがたい事実だった。それでも生きるためにエイズについて猛勉強するロン。やがてアメリカでは認可された治療薬が少ないことを知り、有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。そして、トランスジェンダーのエイズ患者レイヨンの協力を得て、大量の代替治療薬を国内のエイズ患者にさばくための仕組み“ダラス・バイヤーズクラブ”を立ち上げるロンだったが…。




来週3/2のアカデミー賞授賞式を控え、今月日本では作品賞ノミネート作品が次々と公開されています。授賞式に間に合うもの間に合わないものイロイロですが、今作『ダラス・バイヤーズ・クラブ』もそんな作品のうちの一つ。結論先に申し上げれば、いやー、コレ、めっちゃ面白い力作でした。

まずは、25キロ以上減量しエイズ患者を演じたマシュー・マコノヒーの熱演が光る。ストレートながらエイズを発症した主人公ロンは、世間から差別と偏見という洗礼を受ける一方で、大多数がゲイで占められる患者会にも馴染めない。マコノヒーは、孤立無援となった主人公が人生のターゲットを見据え起死回生を図る様子を、持ち前の知性を前面に押し出し小気味良くスマートに体現しています。彼はとにかく個性的な役柄がよく似合う。

そして、自由な発想で生き延びる道を模索する患者と、薬事法に囚われ膠着する政府・医療機関との対立を描く事で、根深く存在する医療の矛盾にスポットを当てる筋立ても秀逸です。結局、標準治療って最大公約数的なモノに過ぎず、実に頼りない。コレは現在のがん治療についても全く同じ。。。変わっていないのよね、こういうところ。


ビジネスパートナーとなるゲイ患者レイヨンを演じるジャレット・レトの儚いトランスジェンダー振りもお見逃し無く。当時のゲイとエイズに対する認知度の低さを炙り出す演技は、間違いなく作品のクオリティを高めてますぞ。


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  •   27, 2014 23:30
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