NEBRASKA…ネブラスカ ふたつの心をむすぶ旅…

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監督:アレクサンダー・ペイン
キャスト:ブルース・ダーン、ウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ、ステイシー・キーチ、ボブ・オデンカーク



(allcinema映画データベースよりコピペ)
「サイドウェイ」「ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペイン監督が、怪しげな当選賞金を受け取るべくネブラスカへと向かう年老いたガンコ親父と、その旅に付き合うハメになった息子が繰り広げる珍道中の行方を心温まるタッチで描いた全編モノクロによるハートフル・ロード・ムービー。主演は本作の演技でカンヌ映画祭最優秀男優賞に輝いたブルース・ダーン、共演にウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ、ステイシー・キーチ。
 アメリカ北西部のモンタナ州に暮らす老人ウディ・グラント。ある日、100万ドルの賞金が当たったという、どう考えてもインチキな手紙を受け取る。ところがウディはそれを信じ込み、はるか遠くのネブラスカまで歩いて賞金を受け取りに行こうとする始末。息子のデイビッドは、周囲が何を言ってもまるで耳を貸さない父に根負けし、無駄骨承知で彼を車でネブラスカまで連れて行くことに。そしてその道中で、ウディの生まれ故郷に立ち寄る父子だったが…。




いよいよ現地時間今夜(日本時間明日朝)、アカデミー賞が発表となるわけですが、直前滑り込みで観て来ましたノミネート作品『ネブラスカ』。正直どうって事無いロードムービーなのに、ペイン監督の深い人間愛に基づく人物描写が作品を際立たせ、慈しみの心がしみじみ染み渡る良作となっています。

登場するのは、ごくごく普通の市民ばかりでヒーローも極悪人もいない。一途な思いに駆られる老人と、その彼をちょっぴり持て余す家族たち。生まれ故郷で出会う、旧知の友人と遠縁の親類。幻の懸賞金を巡って図らずも人間のささやかな欲望が露呈しトラブルや摩擦が起きるけれど、どの人物もちょっと良い人でちょっと欲張りなだけ。そんな人間模様を描写しつつ、アメリカの地方都市の高齢化と経済問題にサラリと触れるバランス感覚が絶妙です。特にラストの一本道でのエピソードは軽妙で、ペイン監督の本領発揮と言えるでしょう。
同監督のイチオシ作品としては『サイドウェイ』を挙げたいのですが、この『ネブラスカ』も悪くない。今年のオスカーレースは秀作揃いなので、作品賞は無理としても、脚本賞あたりどうかしらね。。。



出番は多くないけれど、主人公ウディの妻役ジューン・スキップが最高にチャーミング!!!自らのエゴを主張しつつも、正論を見事言い放つ姿は、胡椒のようにピリリッと作品にスパイスを与えてます。
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  •   02, 2014 18:00
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