MUD…マッド…


監督:ジェフ・ニコルズ
キャスト:マシュー・マコノヒー、タイ・シェリダン、サム・シェパード、マイケル・シャノン、ジョー・ドン・ベイカー、レイ・マッキノン、サラ・ポールソン、ポール・スパークス、ジェイコブ・ロフランド、リース・ウィザースプーン


(allcinema映画データベースよりコピペ)
長編2作目の「テイク・シェルター」が高い評価を受けた注目の新鋭ジェフ・ニコルズ監督が、少年のひと夏の冒険と成長をビターに描いた青春サスペンス・ドラマ。謎めいた危険な男と出会った14歳の少年2人が、彼の逃亡を手助けようとする中で、単純には割り切れない大人の世界を垣間見ていくさまをミステリアスかつほろ苦いタッチで綴る。少年役は「ツリー・オブ・ライフ」のタイ・シェリダンと新人ジェイコブ・ロフランド。彼らを危うい冒険に誘い込む謎めいた男に「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒー。その他、サム・シェパード、マイケル・シャノン、リース・ウィザースプーンら実力派が脇を固める。
 南部のアーカンソーに暮らす14歳の少年エリス。ある日彼は、親友のネックボーンとミシシッピ川に浮かぶ島へと探検に繰り出す。そして2人は、洪水で木の上に打ち上げられたボートに寝泊まりしている怪しげな男マッドと遭遇する。マッドは愛する女性ジュニパーのために殺人を犯して追われる身で、この島でジュニパーと落ち合い、一緒に逃亡する準備をしていると告白する。エリスはその話に引き込まれ、愛する2人の逃亡を成功させようとマッドに協力するのだったが…。



『ダラス・バイヤーズ…』での熱演で、今年のアカデミー主演男優賞を獲得したマシュー・マコノヒーの出演作『マッド』です。実はこれ2012年の製作ですが、二年経ってのようやくの日本公開は正にベストタイミングですかね。
現代版『スタンド・バイ・ミー』とたとえられるだけあって、主役少年二人への導入部でのアプローチは、その後の展開に期待を持たせるサスペンス仕立て。思わず少年たち同化して冒険にのめり込むスリルと妙な胸騒ぎに囚われます。しかし、そんなサスペンスはあくまでもストーリーのスパイスに過ぎず、本来のテーマは、決して豊かとは言えない生活環境やオトナ社会の恋愛事情の現実を受け止めつつ成長していく少年の心の葛藤が瑞々しく描かれる点にあり、中々手の込んだ青春映画と言えるでしょう。

ただ、少年たちを魅了する逃亡犯マッドに圧倒的なカリスマ性が感じられないのがこの作品の難点で、マコノヒーの演技もイマイチ期待はずれでした。このポスターは、なかなかカッコイイのにな。。。
逆に意外な存在感を示したのが、マッドのサポート役を演じたサム・シェパード。久しぶりにスクリーンで見た彼は、ビックリするほど歳とってたけれど、終盤のストーリー展開で重要なキーパーソンとなっています。正に年輪を感じさせる演技といったところです。
スポンサーサイト
  •   10, 2014 23:30
  •  0
  •  0

Comment 0

Leave a comment