Twelve Years A Slave…それでも夜は明ける…

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監督:スティーヴ・マックィーン
キャスト:キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、ルピタ・ニョンゴ、サラ・ポールソン、ブラッド・ピット、アルフレ・ウッダード



(allcinema映画データベースよりコピペ)
南北戦争前の19世紀前半に実在した黒人男性ソロモン・ノーサップの自伝を映画化した衝撃の伝記ドラマ。ニューヨークで普通の市民として自由な生活を送っていた主人公が、ある日突然何者かに誘拐され、南部の農園に売り飛ばされた末に体験する想像を絶する奴隷生活の行方を描く。主演は「キンキーブーツ」「ソルト」のキウェテル・イジョフォー、共演にマイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ブラッド・ピット。監督は「SHAME -シェイム-」のスティーヴ・マックィーン。
 ニューヨークに暮らす音楽家のソロモン・ノーサップは生まれながらの自由黒人。妻子とともに、白人を含む多くの友人に囲まれ、幸せな日々を送っていた。だがある日、2週間の興行に参加した彼は、興行主に騙され拉致された末、奴隷市場に送られてしまう。自分は自由黒人だとどれだけ必死に訴えようが、無駄な抵抗だと悟るのに時間はいらなかった。そして名前も人間としての尊厳も奪われ、奴隷として大農園主フォードに買われていく。それでも農場では、その有能さを認められ、温厚なフォードに気に入られるソロモンだったが…。




今年のオスカーレースで作品賞を獲得した、真面目な社会派ドラマです。
実のところ、訳有りの私の心境からすると重過ぎるテーマなので、できれば今は避けたい類の作品ですが、やはり旬の受賞作という事で観て参りました。
ニューヨークで"自由黒人"として充実した人生を送っていた主人公が、突如正義に見放され奴隷生活に陥る。この作品の稀有な点は、アメリカ社会で正当な権利を行使していたアフリカ系住民が主人公になって居り、黒人白人両者双方に潜む利己主義を描く事で、人間としての誇りと尊厳の有り様を深く掘り下げる姿勢にあると言えます。

奴隷制度の非人道性を描くだけでなく、差別と偏見を生む人間の根源的な弱点をさらけ出す本作品は、すべての人々の心に深く響く名作で、正にオスカーにふさわしい。しかし、余りに重い厳しい作品でもありますな。とにかく疲れる。。。



ベネディクト・ガンパーパッチ、マイケル・ファスベンダー、ポール・ダノら、今話題の俳優達がキャストに名を連ねる中、ブラッド・ピットが奴隷制否定の人道派カナダ人の役で出ています。ま、彼が主人公生還に一役買う訳ですが、プロデュースにも参加しての、この美味しい役とは…、『ちょっとぉ~、それは無いんじゃない?』っていうぐらいズルイよっ!!!
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  •   11, 2014 12:00
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