REDEMPTION…ハミングバード…


監督:スティーヴン・ナイト
キャスト:ジェイソン・ステイサム、アガタ・ブゼク、 ヴィッキー・マクルア、ベネディクト・ウォン、 ジャー・ライアン、 ヴィクトリア・ビューイック



(allcinema映画データベースよりコピペ)
「堕天使のパスポート」「イースタン・プロミス」の脚本家スティーヴン・ナイトが主演にジェイソン・ステイサムを迎え、記念すべき監督デビューを飾ったクライム・アクション。英国の裏社会を舞台に、どん底の生活を送る男が、一人の少女の仇をとるべく復讐の鬼と化すさまを描く。
 アフガニスタンの戦場で5人の仲間を殺され、報復のために敵を5人殺した特殊部隊兵士ジョゼフ・スミス。その犯行は無人偵察機“ハミングバード”に監視されていた。彼は逃亡を図り、ロンドンの下町で惨めなホームレス生活を余儀なくされる。そんな中、彼が唯一心を通わせた少女がギャングにさらわれてしまう。その後、図らずも他人になりすますことに成功した彼は、裏社会でのし上がっていくとともに、懸命に少女の行方を捜し続けるのだったが…。



愛しのジェイソン・ステイサム様…といえば、ピカイチに美しいマーシャルアーツを売りに、生活観の無いクールガイをポーカーフェイスで演じるのがデフォルト。しかもそれらのキャラクターは、もれなく繊細な男の美学に裏打ちされている。ワハハ!ベタ褒めしちゃいましたが、本作もそんなハードボイルド・アクション映画かと思ったら…、いやぁ、とんでもない思い違い。なんと!なんと!、情感溢れるラブロマンスが仕込まれていました!!!

一般社会からドロップアウトした主人公の自己再生を図る過程が小気味良く語られ、ある目的を持ってチャイニーズマフィアと関わりを深めていく姿は、まさにストイックなステイサムの真骨頂ですが、同時に描かれるシスター・クリスティーナとの間に交わされる深い情緒がなんとも切ない。それぞれに心の闇を抱える両者の間の、抑圧された感情が見え隠れする絶妙な距離感は、まさにこれ大人の流儀と感じ入りました。私、こういうのに滅法弱い。。。

さすが、ロンドンのロシアン・マフィアを描いた名作、『イースタンプロミス』の脚本家スティーブン・ナイツの初監督作品というだけあって、アクションに特化し続けてきたジェイソン・ステイサムに新境地を開かせた演出はお見事。壮絶なバイオレンスと儚いロマンスという、相反する要素を怪しく操る監督のバランス感覚を堪能する事ができます。

シスター役アガタ・ブゼクが凄く良いですよー。




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  •   14, 2014 09:00
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